50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

種まきの時期

見学に来られたお客さんからはその後何も連絡なし。他の見学申し込みもなし。

 

「夏は暑いので売買があまり動かないものなんですよ。気候が良くなれば動きが活発になります。今は秋に向けて種まきの時期なので焦らず、お客様もご自身の希望物件を検索して候補を探しておいてください」と担当のMさんには言われました。

 

毎週月曜日にメールで営業報告が送られてきます。

 

営業活動そのものはそれほど目新しいものがなく、

「市内の購入検討者様にお勧め物件のメールを送りました」

「90㎡以上希望の購入検討者様にご紹介メールを送りました」

「ご予算が4000万円の購入検討者様にご案内メールを送りました」

「富士山眺望希望の方にお勧めメールを送りました」

「4LDK希望の購入検討者様にお勧めメールを送りました」

みたいな感じで、その都度ターゲットを定めてメールを送っているような感じでした。

 

それと一緒に報告されるのは、関係サイトの閲覧状況です。

 

変化があるのはそれくらいなのでグラフを作ってしまった(苦笑)

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はてなブログにPDFを貼り付けられない(知らんかった!!!)ため
携帯で写メしてアップしたからこんな画質です😅  見づらいわあ…

 

アクセス数が標準的なのかよくわからないけど、「安定しておりますので推移を見ながら必要な時は手を入れます」みたいなことが書いてありました。

 

うちと同じマンションで3部屋売りに出ているそうで、そのうち1部屋は我が家の反転タイプ、同じくらいの金額で出しているライバルみたいなお部屋です。

他の2部屋は130㎡以上の高額物件。

 

いずれも動向が気になるところですが、どの部屋も動きはないとのこと。

 

また、報告書に「お問い合わせ件数」というのも書かれていて「これはどういう問い合わせですか?」とお尋ねすると、他業者が広告やレインズに記載された内容を質問したり条件を確認してきたものとのこと。

 

毎週の報告を見ながら、私もSUUMOで購入候補を検索する毎日を過ごしました。こちらも悩みどころ…。

 

そうやって夏は過ぎていき、媒介契約の更新時期9月が近づいてきました。Mさんから8月の終わりごろに伺って更新の話し合いをしたいとの連絡が来て、日程調整を済ませた矢先のこと。

 

休日の朝に突然Mさんから電話がかかってきて、「今日の午後見学したいというお客様がいらっしゃるのですが、ご都合いかがでしょうか?他業者様からの急なお話ですので無理に合わせなくてもよろしいかと思いますが」と。

 

出かける予定があったのですが、無理して応じたほうが良いのか?

 

しかし夫は「あまりにも急すぎる。もともとうちに興味があって見学したいならもっと早めにアポをとるはず。どうせ何かのついでに寄るだけだろ。その業者はうちらに対して失礼じゃないか。断ろう。」と怒っておる。

 

確かにそうだよな…と思ってお断りしました。

 

もしかしてチャンスを逃したかもしれないけど…とモヤモヤしたけど。

 

Mさんにはそのあと謝罪メールをしたところ、「こんなに急な申し込みは珍しいので気になさらなくて良いと思います。本当に興味があれば時間を合わせるか、日を改めて見学の予約をされることが多いので、念のため真意を確認してみます」という返信でした。

 

そのあと見学の申し込みは来なかったので、断って良かったんだなぁと少しホッとした私でした。

 

そんなわけで、結局、大きな動きはないまま媒介契約の更新時期を迎えることになりました。