L不動産との媒介契約更新時期を前にして、P不動産のQさんといろいろお話をして、正直心が揺れました。
6月に媒介契約を結んで、すぐに売却したいわけではなかったので担当Mさんの戦略でまず種まき(告知)をして、秋になったら市場が動き出すと聞かされていたのに内見されたのは2回だけ。価格も下げたのに、アクセス数が倍増したわけでもなく微増にとどまりました。内見も他業者経由で、他物件のついでに見学されたような感じだった。
告知はどこまで進んだのか。L不動産にこのままお願いしていてよいのか。遅くとも3月には引っ越したいと思っているのにもうすぐ12月。売却も購入も間に合うのか。
もっと大手の宅建業者であるP不動産のほうが期待できるのか?
ネットなどを見ると、思うように進まないと仲介業者を途中で変更している方もいるようだ。
しかし夫はとにかく現状維持が一番楽だと思っていて。一から始めるのが面倒くさいと思っている(そもそも住み替えも面倒くさいというのが本音らしい😨)
その後Qさんからメールがあり、中古マンション2件をお勧めされました。
1つめは2SLDKで、駅からは15分くらいの一応徒歩圏内。
「S」については前回サービスルームという説明があった。住戸は60㎡台とコンパクトな造りで、将来一人になったときはちょうどいいかもしれないけど、子供と3人暮らしでそれなりに荷物もあるのに収納スペースもイマイチで、あまり魅力を感じなかった。
もう一軒は駅までバスで出る3LDK。バスの時刻表を添付してくれていて、便は多く駅に出やすいかもしれない。ただしその駅は、もともと私が希望している駅ではなかったし、間取りは3LDKだけどそのうち1室はリビングに組み込まれたタイプの和室だったので、3人がそれぞれ自分の部屋を持つという希望が成り立たなかった。
中古マンションの広告も見るようになって3LDKの間取りが意外に、和室がリビングの一部になっていて窓がないタイプが多いのに気づかされた。
うちは子供が男女なのでそれぞれに部屋を持たせたいし、私も自分だけの部屋が欲しい。出入口がリビングを通るものでもいいから、3室それぞれに窓や開口部があるものを検索すると、がくっと件数が下がるのだ。
そしてQさんから電話がかかってきた。
「メールご覧いただけましたか?この物件はいかがでしょうか」
「拝見しましたが、う~ん…ちょっと希望に合わないようです」
「あのあたりだとこの2軒しかヒットしなかったんです。でももっと探してみますね。ちなみにご主人にはお話ししていただけましたか?」
「話しましたが、業者さんを変更するのは抵抗があるようなんです」
「どうしてでしょうかねえ…。先日お伝えした内容はお話しいただけたのでしょうか」
「もちろんですが、今まで積み上げたものを一から始めるのに抵抗があるらしいです。あとは、私が持ってきた話と言うところも気に入らないかもしれません。ただ、Qさんがおっしゃったことにうなずける部分もありますし、L不動産に対して疑問もありますので、今度来られた時に確認してみます。そのうえで判断させていただきます」
Qさんは残念そうでしたが、「売却は夫との共同名義なので勝手に変えられず難しいんですよね…」とため息交じりに(ちょっとオーバーだったかもしれないけど)伝えて電話を終えました。
Qさんとの話を切り上げるのに夫を利用してしまった部分はあるけど(苦笑)
業者の変更は、L不動産Mさんとの話し合い次第だな。
これが、昨年11月末頃の状況でした。