50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

急進展

見学物件に向かう車の中で先物物件についての説明が一通り終わったあと。

 

担当のMさんがおもむろに

「お知らせしたい話があります」と。

 

「実は、ご売却のマンションにお申し込みが入りました

 

「え?申し込みって、うちを買いたいという申し込みですか???」

「はい」

 

ついに・・・。

我が家が売れたのか・・・。

 

「ええええ。どなたが買ってくださるのですか?」

「12月からずっと検討を重ねておられたお客様です」

 

ああ。あの方か。12月初めから1月下旬まで随分長く検討していたけど、ついに決断されたのか。

 

「ただし、40万円の値引きをご希望です。いかがでしょうか」

「もともと、このまま売れなかったら価格を見直す予定でしたよね。200万円の値下げを考えていたのだから、40万円なら全く問題ないです!」

思わず声を弾ませてしまった😅

 

「ご主人様も売主ですので、これで商談を進めてよいかご主人様に確認をお願いいたします。」

「わかりました。お返事は早い方がいいのですよね」

「はい。できれば今日明日くらいにはお客様にお返事したほうがよろしいと思います」

 

そのあと、Mさんから次の2点を確認したいというお話がありました。

 

  • 引き渡し時期について

「あとはですね。ご主人様が売却を了承されましたら契約に向けて進めていくことになりますが、お引き渡しの時期をいつ頃にするか設定していただきたいのです。とりあえずは何月の何週目くらいの設定で結構です。大体の時期が決まればそれをもとに売買契約を詰めていきますので」

 

夫は住む場所(実家が空き家)があるので、多分いつ引き渡しても問題ないだろうけど。

 

問題は私の状況。

売買を同時に行い、新居に引っ越すのが希望なので。

 

「私の住む場所が決まらないと売る時期も決められないですよね・・・😞」

「買主様はそのあたり柔軟に対応してくださると思いますので、大体で結構です。設定より引き渡しが遅くなるのはNGなのですが、早まるのは買主様が了承してくだされば可能ですので」

「もともと3月中に転居したいと考えていたのですが、1月下旬でも購入が全く決まらない状態なのでどうすればいいんでしょうか」

「購入も決まるときはバタバタっと決まることがよくありますが、とりあえず大事を取って4月第一週くらいにされるのはいかがでしょう。引き渡し猶予を契約に盛り込みますので実際はもっと遅い引き渡しでも可能になりますし」

 

引き渡し猶予というのは?

通常だと不動産の売買は、買主が売買代金を全部支払うと不動産の所有権が売主から買主に移り、買主に引き渡すことになる。

でも居住中の場合など転居に時間が必要ですぐに引き渡せない場合、しばらくは不動産を引き渡さずに買主に待っていただく状態を引き渡し猶予と言うんだって。

私のように売り買いを同時に行いたい場合はよくあるケースみたいです。買主さんが了承して売買契約に入れておく必要があるんだけど、あらかじめMさんから事情を説明していて買主さんは了承してくださっているそうです。

今日明日よく考えて、夫の返事と一緒にメールでお伝えすることにしました。

 

  • 瑕疵について

「念のためですが、以前ご申告いただいた以外にお部屋の瑕疵があれば教えていただけますか。買主様にお伝えして、了承していただけるか確認いたします。どこまでお伝えするかは私が判断いたしますので、どんな小さなことでも気になることがあれば教えてください。」

我が家を売りに出した時、Mさんと一緒に部屋の中を確認して、どの設備が壊れているとか壁に穴が開いているとか、ドアなど建具が多少がたがたしているとか設備表に細かく申告しました。それについては過去記事に書いています。

ouchisumikae.hatenablog.com

 

我が家の状態は以前とそんなに変わっていないのですが、一つ気になったことがありました。

「部屋の瑕疵ではないのですが、ベランダの柵が何本か取れたりグラグラしていて、今管理会社に話をしているところです。共用部分なので売買には問題はないかと思っていましたがお伝えしたほうがいいでしょうか」

「そうですね。おっしゃるように共用部ですので直接影響はないでしょうが、念のため買主さんにお伝えしておきます」

他にも気になるところがあればメールでお知らせすることにしました。

 

売却の見込みがたったことで、いよいよ購入について急がねば!と勢いづいた私です。

おうち見学がますます楽しみになりました💨