50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

新居の採寸

4月の第三週に引っ越す。もう3月の下旬だったのに、新居のサイズを測ってなかったことに今更気づく私だった😨

 

慌てて仲介業者の担当Mさんにメールしました。

 

「新居のほうですが、事前にサイズを測らせていただくことは可能でしょうか。持っていくつもりの家具、本棚をどこに入れるか参考にしたいです。特に確認したいのは天井の高さです。どうぞよろしくお願いいたします」

 

そしたらあっさりと返信メールが。

 

「ご新居の採寸対応させていただきますので、ご希望の候補日がございましたらお知らせください」

 

へえ~。部屋の大きさを測ることを「採寸」って言うんだ。なんかちょっと面白く感じました。

 

4月最初の土曜日にお願いしました。当日は子供たちも一緒です。

持っていきたい家具・本棚の大きさを測ってメモして、メジャーを持って行きました。

 

新居へ行くのは購入を決めた日以来のことだったので、ちょっと不思議な気持ち。「ここは私の家になったんだ」と気持ちが高揚しました。

 

Mさんとは現地で待ち合わせ。先に着いて部屋の窓を開けてくださっていました。

 

息子は新居に入るのが初めてだったので「ここがあーであれがそーで」と説明しながら部屋を回る。なんだか楽しいぞ♪

 

書いてきたメモを見ながら部屋を測ります。

で、今まで考えもしなかったことが判明してしまったのです。

 

今住んでいるマンションは、部屋の中に梁や柱がほとんどないスッキリした造りになっていたので、背の高い本棚を壁一面に並べていました。でも新居の部屋には梁や柱のような出っ張りが所々にあったのです。内見の時は全く気づいていなかったよ。

 

自分用の洋室の壁に2台の本棚を並べるつもりだったのですが、壁の上部に出っ張りのようなものがあって、測ってみると本棚の高さよりも下に出っ張っているから、壁にくっつけて置くことができない😨

 

この出っ張りのことを下がり天井というみたいです…。

 

向かい側の壁には下がり天井がなかったので高さはOKだったのですが、横幅が足りなかったので、本棚を1台しか置けないことがわかりました。

 

「むーん。どうしよう。持ってくるのは1台だけにしようかしら」

「リビングに置けば?」と娘が助け舟。

リビングは寝室よりも天井が高いので、下がり天井があっても本棚が入る高さでした。

 

「でもリビングはソファとテーブル、テレビ台を置くから、本棚を置くと狭くなってしまうし圧迫感が出るから嫌だなあ」

 

今住んでいるマンションは100㎡以上ある4LDKで、天井は高く廊下は幅が広くゆったりとした造り。改めて自宅の広さを実感しました。

 

新居は70㎡台のコンパクトな造り。とは言え無駄な部分はなく、ウオーキングクローゼットや洗面台は使いやすいし、ベランダは奥行きがあるし、住み心地が良さそうなマンションだと思う。(だからこそ気に入ったんだけど)

 

もっと断捨離を進めて身軽になろうかしら。せっかく新しい生活をスタートさせるんだから。

 

本棚は1台だけ持って行くことにしました。処分するものがまた増えてしまった。

 

あとはテレビ台やベッドの位置を決めて終了。娘はインテリアに想いを馳せて楽しそうでした。

 

Mさんとお話します。

「本日確認したところ、網戸が少し破れていましたので売主に伝えて修理させますね」

(なんだよ。まだ不具合があったのね。採寸に来てよかった)

 

「とりあえず他は大丈夫そうです。あとは鍵を新しいものに交換されることをお勧めいたします。中古物件ですしそのほうが安心できると思いますよ。よろしければ鍵の業者をご紹介いたします」

「お願いします」

 

「それからこの間メールで処分家具のリストをいただきましたので処分業者に送付しましたところ、概算見積額は12万円でした」

 

12万かあ…。引っ越し代より高くなってしまうんだなあ…。

 

「そうなんですか。ただ、本棚をもう1台追加したいのと、逆に役所に回収をお願いできたものもありましたのでいろいろ修正が入りそうです。あと追加も出そうなんですよね」とお伝えしたところ

「一度業者に荷物を確認してもらった方が良いと思います。きっと細々したものもあるでしょうし、この見積もりもあくまで概算ですので」

「そうですね。じゃあ土日を空けるようにしますので、日程調整をお願いできますか?」

というわけで、処分業者が自宅を訪問されることになりました。