50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

誤算に次ぐ誤算

新居への搬入作業を終えた引っ越し業者さんが戻ってきました。これから2回目の搬出作業が始まります。

 

書き忘れていたけどこの日は結構雨が降っていて、荷物が濡れないか心配だったけど、担当のKさんは「できるだけ濡れないように配慮して運びます」と言っていて、搬入先の息子に確認したら「大丈夫そう」とのことでした。

 

戻ってきたKさんに「あの、少しなんですけど荷物に入れ忘れたものが出てきて、余っているダンボールに入れたら運んでいただけないでしょうか」と言ってみたところ

 

「あ、すみません。荷物の追加はできませんので」

 

一瞬で粉砕された😨

 

あとで思ったんだけど、何も言わずダンボールに入れて封をしてしまって部屋に置いておけば持って行ったんじゃないか?という気がしてきた…。

ダンボールは1回目の搬出で全部運び出していたんだけど、もし何か言われても運び忘れだと押し切ってもよかったんじゃない?

 

大した量じゃないし、わざわざ伺いを立てることなかった~(´・ω・`)

 

…というのは、このあとKさんの運び忘れが幾つか判明するんですよ(苦笑)

 

後悔しても後の祭りです。

 

Kさんに断られてしまい、仕方ないのでしおしおと荷物をスーツケースに詰めました。帰るときに自分で持って行こうと思って。私ってホントに気が弱いな。多分夫なら業者さんに運ばせたことでしょう。

 

1回目の搬出で大物はかなり運び出しているので2回目は思ったより早く進んだので、空いたところに私が掃除機をかけていると、Kさんが「箒をお借りしていいですか?」

渡すと部屋を端から端まで掃いてくれました。

 

Kさんが手首のスナップを利かせて小気味よく掃いているので

「上手ですね!」と思わず褒めるとニコニコして

「ありがとうございます!この業界にはいったらこういうことも教わるんですよね~」って。

 

そんな感じで掃除をしていると息子から連絡が来ました。

 

👦今、エアコンの取り付けが始まったんだけどさ、もっとお金がかかりそうだよ

 

👩まあ、ホースの取り換えで最低1万円はかかるという言い方だったからねえ…

 

👦ホースに化粧カバーみたいなやつをつけようか?と言っておる。どうしよう

 

👩化粧カバーって何?

 

👦ホースを取り付けただけだとむき出しになるからカバーをつけるのはどうか?って

 

👩カバーをつけたらどうなるの

 

👦ホースが隠れてちょっとオシャレになる。新居だとそういう風にする人が多いってさ。でも新しいエアコンじゃないし、すぐ買い替えるならカバーが無駄になるよね

 

👩新しくはないけど買ってから2~3年くらいだから、そんなに古くもないし…。買い替えるのはだいぶ先だよ。オシャレかあ。。。

 

ホント、アホな私です。つけてもらうことにしちゃった(爆)

 

なんやかんやで結局エアコンの取り付け工事の追加料金が5万強かかってしまった。

今思えば本当にアホだったなあと。

もしカバーつけなければ幾らだったのかも確認してない。もう何もかもダメすぎる。

 

それに、今までホースにカバーをつけてなくて何とも思わなかったのに、なんでつけようと思ったんだろうね。引越しでテンション上がって感覚がマヒしていたのかも。

 

こうやっているうちに搬出作業が終わったようでKさんがやってきて。

「終わりました!これから新居に出発しますね♪」

「ありがとうございます。代金は10万円ですよね。息子に渡してありますので受け取ってください」

「はい。全部終了しましたら息子さんからいただきます」

 

他の2人にもご挨拶。皆さん爽やかに出ていかれました。

 

ふう…。

明日のためにもう少し拭き掃除してから新居に帰ろう。

 

そう思った瞬間です。

 

掃除機が置いてある!!!

 

一通り部屋に掃除機をかけたら持って行っていただくことは最初に確認済でした。

忘れとるやん!

 

急いでKさんの携帯へ電話。まだそんなに遠くへ行っていないはずです。

「掃除機が置いてあります!」

すぐに事態を理解したKさん「すみません!今から取りに戻ります!」

 

しばらくして戻ってきたKさん。

「すみません~」平謝りしながら掃除機をひょいっと持ち上げて大急ぎで出ていかれました。

 

ふう…。

 

息子にバトンタッチの連絡をしました。

 

くたくたに疲れたので、ソファー(明日処分業者が回収予定)に座り込んでちょっと休憩。このときもっと部屋をチェックしておけばよかったのですが、まだ忘れ物があったんですよね…。気づいたのはだいぶ後になってからでした😓