メルカリを見ていたら「素敵なコート!状態も良さそうだし欲しいなあ」と思うコートがありました。予算オーバーだったから、とりあえず「いいね」を付けておきました。
他にも似たようなコートが似たような金額で出品されてたけど、色も形もこれが一番気に入った。この出品者に悪い評価はついていないし、これが第一候補かな。まあ念のため他のコートもいいねを付けてストック。
そんなわけで時々チェックしていたけど、どれも売れないまま第一候補が2,000円下がったので「そろそろ買うべきか。どうしようかな」と迷っていたところ、先日「本日購入してくださる方にはさらに2,000円お下げします」とコメントが入ったので「よっしゃ!」と購入してしまった。
売主さんの手に乗ってしまったみたいな気もするけど、こういった駆け引き(?)は不動産の売買に似てるなぁと、ふと思いました。
不動産の価格は定価じゃないですもの。
新築の不動産は決められた分譲価格があるけど、売れ残ると業者は分譲価格を下げて売り切るようにする。
中古の不動産は売主が価格を設定して売りに出し、売れないと下げる。下げるタイミングや下げ幅は売主が任意で決める。購入希望者のニーズにうまくはまれば売れる。
去年自宅を買い替えたときはその駆け引きを目の前で見た感じでした。
自宅の売却のときは、急いで売却したかったわけではなかったので市場価格より少し高めに設定した価格で売りに出して数か月間周知。そろそろ本気で売却しようと考えた頃に価格を見直して200万円下げました。
200万という金額は、仲介業者のMさんが「少しずつ下げるより一気に下げたほうが効果がある」と言ったからです。
これで売れなかったらさらに200万下げる予定だったのですが、その前に無事売れてくれたのでホッとしました。40万円の値引きが条件だったけど、200万下げることを考えたら全然問題なし。
購入については、値引きを希望しようとしたけど販売価格が100万円下がった直後であったことや、内見する方が他にもいたので「売主に値引きの話をすると他のお客様が優先されるかもしれない」とMさんにアドバイスされたため、希望しませんでした。実際に内見時に見学者と鉢合わせしたしね。
その時の記録です
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結局は全てMさんの指示通りにしてそれが成功したような感じです。何がベストだったかわからないけど、私にとってはこれでよかったと思うしかない。
メルカリから話が発展してしまったけど、「売りたい」という気持ちと「買いたい」という気持ちが、価格にうまくマッチングすると売買が成立する点は同じだなあ。オークションみたい。そして価格は需要と供給次第で幾らにもなりうる。
不動産の売買が活発化している現在、私が売却したマンションが売りに出ているとつい気になって価格を見てしまうんだけど、売却した価格より高いとちょっぴり複雑な気分になる。
まあ、タイミングだよね。
私にとっては昨年の買い替えが必要だったんだから。
コートが届くの楽しみ♪