50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

鍵の交換ですったもんだ②

鍵の交換のため見積もりに来る約束のはずが、鍵屋さんと意思の疎通が図れておらず来てもらえなかったのは前回の話。

 

ouchisumikae.hatenablog.com

 

私は鍵屋と「引越し日の夕方に見積もってもらう」約束をしたつもりでした。

でも鍵屋さんは「引越しの時間が未確定だから決まったら連絡をもらう」約束になっていたと言う。

確かに「訪問は何時」とは決まっていなくて、私自身の記憶である「夕方」だと曖昧な時間だから、もしかしたら解釈の違いがあったのかもしれない。

 

でも、でもね。仮に鍵屋さんの言うとおりだったとして、私から何の連絡も来なければ普通はそちらから確認の電話をしませんか?

「連絡をいただいていませんが何時にうかがえばいいですか?」って。そういうもんじゃないの?

 

だから、なんとなくこの鍵屋さんに対して不信感を持ったんですよね。放置したことを言い訳してるんじゃない?って。(本当は私の記憶が正しいんじゃないかと思ったし)

 

まあ結果は仕方ないので、とりあえず既存の鍵を使って過ごしていました。

 

でも、既存の鍵は気になりだすと不安になる。なので夜寝るときは外から開かないようにドアガードを必ず倒していました。

 

私は寝るのが早いので、子供たちの帰りが遅くなるときは必ず連絡を入れてもらい、その時はガードをかけないようにするというルールにしました。

 

だから早く鍵を取り替えたいのに…。

 

結局鍵屋さんは平日でないとすぐに訪問できないと言うので、仕事のある私は息子に対応をお願いしたのです。

 

で、訪問当日の夜、仕事が終わった私は息子に「どうだった?」

「うん。普通の人だったよ。すごい丁寧だったし腰が低かった」と強調。

 

私が鍵屋さんに対して不信感を持っていることを息子は知っているからね。フォローしている感じです。

 

「見積もりが終わったら電話するってさ」

 

さてそのあと。

連絡が待てども待てども来ない。

 

ちょうどL不動産(この鍵屋さんを紹介してくれた仲介業者です)の担当Mさんから、旧住居の「引き渡し確認書」が送られてきたのでお礼メールに

「鍵の取り換えがまだなのが不安ですが、見積もりができたら連絡すると言われて待っている状態です」と思わず書き添えてしまいました。

 

Mさんからの返信に「鍵交換の件、何か問題がございましたらご連絡ください」と書かれてあったので、いざとなったら言ってやろうと心構えをしました。

 

そして見積もりに来てからついに10日経ったけど連絡なし。私はたまりかねて電話をしてみたけど留守電。

ちょうどゴールデンウイークに入る頃だったので、「お休みなのかしらね。こんなに時間がかかるものなの?」と息子に文句を言っていました。

 

そしたら翌日電話がかかってきました。

「すみません。メーカーに確認しているのですがまだ返事が来ないんですよ。それが来ないと確定しなくて…」

「は?メーカーですか?」

なんだかよくわからない。

 

鍵屋さんって鍵のことは全部自前でやるのかと思っていたけど、メーカーからモノを取り寄せてそれを取り付けるということ???(私の理解力がなさすぎるのかもしれないけど)

 

「とにかくもうすぐだと思いますんで、2~3日中に連絡できると思います」

 

で、2~3日後ではなく1週間後に電話がかかってきました。

 

「お待たせして申し訳ありません。やっとメーカーから連絡が来まして確定しました。見積額は税込みで48,000円です。発注しましたら納期まで1か月ほどかかるそうですが、発注してよろしいですか?」

「1か月ですか???」

本当にびっくりして、思わず声が裏返ってしまった。

「あの。念のため確認したいのですが、1か月と言うのは見積っていただいた日から数えるんですか?それとも今日からですか?」

 

ちょっと嫌味っぽい言い方になってしまったかもしれない😓

 

「発注してから1か月です。それも延びるかもしれませんが」

「見積もりだけでも時間がかかったのに、今から1か月先、しかももっと遅くなるかもしれないんですか?」

ちょっと怒りが滲んだかも。

「はい。申し訳ないのですが大変混み合っておりまして、しかも特殊な鍵ですし、どうしてもそれくらいかかってしまうんですよ」

申し訳なさそうな語り口ではあるけど、言っている内容は私にとって結構ヒドイ内容である。

 

どうしよう。

 

L不動産のMさんに連絡して別の鍵屋を紹介してもらうか?でも今からそれをやっても、交換が早くできる保証はない。この業者さんが言うのが本当ならばもっと時間がかかるかもしれない。

 

金額も高いような気がしたけど、相場はそんなものなのかなあ。。。遅くなるのも仕方ないのかなあ。。。

 

「わかりました。じゃあ発注をお願いします」

「承知いたしました。では工事の時期が決まりましたらご連絡いたします」

 

この時が5月初め。6月になっても連絡は来ず。1か月よりも延びるかもとは聞いていたけど、ついに6月第二週になってしまったので状況確認のために電話を入れてみました。

留守電になっている。。。

 

息子が貰っていた名刺に携帯番号が載っていたので翌日そこにかけてみると出た。

「あ、ちょうどお電話しようと思っていたところでした」(蕎麦屋の出前かい)

 

「昨日メーカーから連絡がありまして、来週納品されるということです。それ以降なら工事できますので、いつがよろしいでしょうか」

「平日は仕事がありますので土曜日にお願いします」

 

日程調整終了。やっと鍵の交換ができる。

 

でも4月の中旬に引っ越したのに交換が2か月先とはね。予想外の展開だった。

 

それに鍵屋さんの連絡一つ一つがなんだかスムーズじゃないと言うか、不信感が募るのです…。

 

新生活は楽しくスタートしていたのですが、ネットの接続(ドコモ光にお願いした)も工事が混んで6月まで待たされていたし、すっきりしない状態でした。