50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

昔の名画を観たくなった

50代後半に差し掛かり、体の不調で不安になることが多い私ですが、若いころ気になりつつもスルーしていた名画やアーティストなど、今からでも観てみたいと思うようになりました。

 

数年くらい前から「一生に一度でいいから体験したい」シリーズというのを実行しています。

例えば松田聖子さんのコンサートだったり、気になっていた舞台やミュージカルなどを観ました。題名しか知らなかった古典ミステリーを図書館で借りてきて読みました。

 

それから映画ですね。評判になった映画はレンタルで観ることはあったけど、あまり映画館に行くことがなかったのです。でも最近、昔の名画を映画館で観たいと思うようになりました。

去年は「タイタニック」の3Dリマスター版をリバイバル上映してくれたので行ってきました。VHSでしか観たことがなかったので、大きなスクリーンに圧倒されました。これは映画館で観れてよかったです。

 

昔の名画をもっと映画館で観たくなりスマホで日々調べるのですが、リバイバル上映は期間が短くなかなかタイミングが合わない。

 

そんなときに見つけた映画。

太陽がいっぱい」です。

 

もともと父がミステリー映画を好きでVHSを持っていたので見せてくれたことがあり、心に残っていました。ストーリーも音楽も印象的な映画です。

 

学生の時神田の古本屋で原作本を見つけました。ボロボロですが今でも捨てずに残しています。

太陽がいっぱい

この映画を鎌倉の川喜多映画記念館という場所で上映すると知り、見たくなりました。

休日の上映もあったので行き方を調べて電車に乗り、観に行きました。

 

鎌倉に行くのは久しぶり。さすがに人が多くてごったがえしていましたがすり抜けて目的の場所へ。

映画館1

 

映画館2

 

チラシ

 

父にこの映画を見せてもらったのは中高生くらいだったので、ウン十年も前のこと。うっすら覚えていたけど映画館のスクリーンで観ると改めて感動するものですね。

 

主役のアランドロンは華があって魅力的。そしてこの映画のもう一つの主役は「海」

青空の下でキラキラ光る青い海をバックに事件が起きる。最後のどんでん返しも海の前で。

 

観れてよかったなあ・・・。

帰りは映画の世界に浸りながら恍惚として鎌倉駅まで歩きました。

これからも昔の名画をもっと観ようと思いました。