50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

ウイッグの効能

先日職場の上司と面談する機会がありまして、そこで聞かれたのが自身の健康状態。

 

直近の話だと人間ドックで消化器が引っかかって胃カメラを飲んだこと(結果は来週わかります)

3年前に膝の半月板を傷めたこと(ただし日常生活にほとんど影響なし)

 

で、やっぱりこれは伝えなければいけない。円形脱毛症のこと

発症したときに当時の上司には詳しく話したのですが、この4月の人事で異動されたのです。新しく赴任された上司にはまだ伝えていなかった。

 

週2回光線治療を受けているし服薬もあるので避けては通れない。受診でお休みをとる場合もある。

去年の10月に発症したことを伝えました。

 

こういう話でどう反応するのか。私自身はさらっとお伝えしたつもりだけど、前の上司も今度の上司も50代の男性で、多分どう反応して良いのか戸惑っている様子がわかりました。

 

でも新しい上司は「10月ということはもう半年経ちましたね。良くなったんですよね」

私の返事を聞かずに続ける。

「私自身も見ての通り頭が薄くなっているんでouchisumikaeさんを見ると、髪が黒々していて艶があって、男女の違いがあるものの羨ましいと思っていたんですよ。良かったですね」

 

「あの。だいぶ回復はしたんですがまだ頑固な場所がありまして治癒していないんですよ。今もウイッグを付けているんです」

なるべくにこやかに伝えたつもり。

 

上司はちょっと焦っている様子で「そうですか。でもまあ回復したのは良かったですね」と必死に取り繕っている感じ。なんだか気を使わせてしまって申し訳ない思いでした。

頭部が薄くなっている上司に話すのも配慮が足りなかったかしら。伝え方を考えるべきでした。

 

それにしても上司が言った「黒々して艶がある

これは正直な感想だと思う(思いたい)

やっぱウイッグはありがたいな。

 

もともと私は癖っ毛で定期的に縮毛矯正していましたが、湿気や風が強いと髪がまとまりにくくなり、日頃苦労していました。それに白髪が目立ち始めると美容院で染めていました。

 

今はそういう悩みがなく、上司と同じように周囲が感じているのならウイッグはありがたい。

 

もし脱毛症が解消されてもウイッグを使い続けたい。というか外すタイミングがわからない。夏の暑さは問題ですが。

 

この先どうするかわからないけど、とりあえずウイッグのケアは怠らず、10日に一度のシャンプーリンスを忘れないようにしています。