50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

リフォームマンションは新築ではない

このタイトル、当たり前のこととは思いつつ、今更ながら実感しているので。

 

私は自分の住居を売って、新しく住む家を買いました。つまり売買を同時に行ったので、新居はすぐに住める家であってほしかった。

 

でも、新築は予算オーバーのため、中古住宅から候補を探しました。

すぐに住みたいから、リフォームされている家が理想。

 

でもね。リフォームと一口で言ってもいろいろあります。

 

SUUMOでおうち探しをしたとき、検索項目に「リフォーム・リノベーション」があり、チェック項目として4つありました。

  • 水回り設備交換
  • 内装(床・壁・天井など)
  • 共用部の大規模修繕工事
  • リノベーション

 

最低でも水回りは交換してほしかったので、一番上にチェックをつけて抽出。そこから新居の候補を探しました。

 

居住者が一部だけでも直していれば「リフォーム歴あり」としてデータに上がってくるので、いざ見学してみると水回りが取り替えてあるものの床が傷ついているし、ガスレンジ周りが汚くて「このままじゃ住めないわ」と判断したものもありました。

 

そして私が結局購入したのはリフォーム業者さんが売りに出していたリフォームマンション。業者さんが中古住宅を取得して、それをリフォームして売りに出す。こういうのを「買取再販住宅」と言うそうで、良質な住宅を流通させる意図で国が推進しているようです。

 

内見したときに床も壁紙も取り替えられていたし、ガスコンロやトイレも新しくなっており、とにかく全体がピカピカ綺麗で好印象でした。

浴室や洗面台、ドアなどの建具は既存のものを生かしているという説明も聞いたし、この状態なら文句なしと気にしませんでした。

 

「R1住宅適合状況報告書」というのも付いていて、リノベーション協議会が定める品質に適合しているとお墨付きがあり、不具合にはアフターサービス保証というものがあるから安心できる。

 

そうです。文句などないし気に入って購入したマンションです。

とは言え、住み始めるといろいろ感じることがあって…(苦笑)

 

カウンターキッチンのカウンターに傷がついていたり。まあこれは早い段階でわかっていたのですが、やはり家の中をよく見ると他にも少し傷んでいる部位は見つかりました。

カウンター

 

引っ越した時はそうでもなかったけど、新築から13年以上経っている中古マンションなので、ところどころ傷みが出てきますよね。

 

つい最近気づいたけど、トイレのドアをよく見たら、貼ってある板(?)がこんなふうに剥がれかかっていた。いつからこうだったんだろう。普通の使い方をしていたつもりだけど。

トイレのドア

 

住み始めて半年くらいたったころ、洗面台のボウル(水を流すところです)に黒い汚れが付いている、と思って拭き取ろうとしたらえぐれていた。

ネットで調べたら、傷を放置すると少しずつ水漏れしていくので放置するのはよくないと書いてあったので、補修用のボンドを買ってきました。

 

前の住居は20年ほど住んだのですが、洗面台に傷がついたことはなかった。ドアもこんなふうになった覚えはない。

 

前の住居は夫と共働きで買った5000万の新築マンションで高級感があったから、もともと材質とかが違うのかもしれないな。

 

あと心配なのは、ガスの給湯器が既存のものなんですよね。これ耐用年数はどのくらいなんだろ。ネットで検索してみたら国土交通省の定めは10~15年となっている。新築から13年以上経っているのだからそろそろマズイのでは?

 

ああ。。。これも取り替えておいてほしかったなあ(ワガママな私💦)

 

アフターサービスはリフォームされた部分の不具合に対して保証してくれるものだから、既存の部分は関係ないのよね。壊れたら自分で直すしかない。

 

新築マンションだったら定期点検みたいなものがありますよね。建具なども不具合は直してくれるし。まあ新築ならすぐに剥がれてくることはないでしょうけど。

 

他にも気になることがあるのだけど、長くなるので後日にします。