2月初めに令和4年分の確定申告を済ませて、2月末近くに還付金が無事振り込まれました。
先細りの私にとって、なんてありがたい収入なんでしょう。。。
とりあえず10万円は貯金。住宅ローン控除はまだ続くけど、買い替え特需はこれで終わりだから大切にしなきゃ。
さて、本当に無知な私は確定申告時に「全額戻ります」と言われたのが解せずに「何か間違っているのでは?」と不安で仕方ありませんでした。
そのときの記録はこちらです。
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なぜ不審に思ったかと言うと、令和3年分の確定申告では、譲渡損失780万円のうち620万円を使って、所得税額が0円になったんですよね。ところが令和4年分の確定申告は前年に控除しきれなかった譲渡損失の残り160万円を繰越控除して、所得税額0円になったんです。
620万円控除しても、160万円控除しても所得税0円。控除額が違うのになぜ同じ結果に???
なので確定申告書の控えをじっくり眺めてみた。確定申告書の第一表です。
こんな様式です。
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第一表左上から順に行くと、私の場合はまず「収入金額等」の㋔(給与)に源泉徴収票から転記した金額が入り、「所得金額等」⑥(給与)に約620万円の金額が入っています。これは昨年の額とほぼ同じくらいです。
その620万円から繰越損失分約160万をひいた460万弱が「所得金額等」⑫に入っています。今回確定申告した内容が反映しているわけです。
これが令和4年の所得金額ということになるんですね。
その下が「所得から差し引かれる金額」で、社会保険料(息子の国民年金代もプラスされている)や年末調整で申告済の保険料控除、扶養控除に基礎控除等。この合計が270万くらい。
所得額から上記の270万を差し引いた残りが「課税される所得金額」ということになります。
計算すると約190万が私の所得金額になりました。国税庁のホームページを確認すると、税率は5%になります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
課税される所得金額に5%をかけると9万くらい。これが私の所得税額…のはずなのですが。
第一表の右側「税金の計算」の㉞に「住宅借入金等特別控除」という欄がありまして、ローン残高の1%約12万円の控除額が入力されていて…。
9万から12万を引いた結果、「差引所得税額」㊶は0円になりました。
うん。なるほど。所得税0円なのは間違いじゃない。あとで「間違って還付したから返してね」と言われることはないのだけども。。。
なんかモヤモヤしていて。それについては次回に書こうと思います。