50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

2年目の確定申告①

国税庁のホームページによると、確定申告は所得年の翌年2/16から3/15まで相談と受付を行っているそうです。

 

ところが、還付申告の場合は所得年の翌年1/1から行うことができるんですよね。私の場合は還付の申告なのでもう受付してもらえる。1月下旬に職場から源泉徴収票をもらったから、混み合う前に行ってきました。

 

令和3年に住宅を買い替えた私は、昨年の確定申告で住宅ローン控除と、譲渡損失の申告をしました。住宅ローン控除は初年度に確定申告をすると、翌年からは職場で年末調整してくれます。なので今年は申告の必要なし。

 

でも、譲渡損失の繰越分を申告しなければなりません。

 

譲渡損失とは、以前の住宅を購入代金より安く売却したため損したということ。そして損失分を所得から引くことができるので所得額が減少して、所得税が安くなるのです。

 

私の場合、おかげで昨年の所得は0円になり、払った税金は全額還付されました。

その時のいきさつはコチラ。

ouchisumikae.hatenablog.com

 

ここに書いたように、勉強不足の私は全く予期していなかったので、思いもかけぬ還付金に有頂天になりました。

 

具体的に書くと、昨年の確定申告の結果は最終的にこんな結果(ざっくりした金額ですが)

1600万(売却金額)ー2380万(購入費+必要経費)=-780万(マイナスなので損失)

令和3年の所得が620万だったので、損失を差し引くと所得は0円になり、所得税も0円。

そして160万の損失が引き切れずに残っています。

 

居住用財産の譲渡で生じた譲渡損失は、控除しきれなかった分を3年間繰り越すことができます。

だから160万の譲渡損失は今年申告しなきゃ💨

 

去年に比べると損失額はかなり少ないので、きっと還付金は数万円だろうけど、少しでもお金が戻ってくるのはありがたい。しっかり申告して繰越分を使い切らなければもったいないよね。

 

申告の予約をLINEでできると昨年知ったので、今年も早速そこから2月初めに予約を取りました。

携帯から気軽に予約できるのは本当に楽。それに都合が悪くなったらキャンセルできます。

 

そんなわけで今年も勇んで税務署に向かいました。持ち物は源泉徴収票と昨年確定申告したときの控え。そしてマイナンバーカード。去年の確定申告で作成した利用者識別番号の通知(これを取得しておくとe-taxを利用できると言われて取得しました)。

 

とりあえずこれで足りるはず。昨年よりはスムーズに終わるかな?と期待して出発。