50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

住民税の決定通知書が来た

先月の中旬頃ですが、職場で住民税の特別徴収税額決定通知書を受け取りました。

 

昨年の通知書では令和3年の所得が譲渡損失により0円だったおかげで住民税が非課税でした。

それについてはこちらの記事に書いています

ouchisumikae.hatenablog.com

 

で、今年の確定申告では、譲渡損失を使い切っても令和4年の所得はゼロにはならず、所得税額からローン控除するという形で所得税がゼロになりました。

それについてはちょっとモヤモヤした気持ちを書きました。

ouchisumikae.hatenablog.com

 

つまり、住宅のローン控除を有効に使えているか?という疑問。

 

令和4年分の確定申告をした結果、譲渡損失を考慮すると私の所得税は約9万円でした。しかし住宅ローン残高の1%(約12万円)を税額控除できるため、所得税は0円になりました。それはありがたいのだけど、9万-12万は△3万円でしょ。引き切れなかった3万円を損した気分になったのです。

 

どうせ所得税が0円になるなら、ローン控除を目いっぱい活用できるように譲渡損失を毎年少しずつ使えれば良かったのに…とケチなことを考えたのですよね。これは制度だからどうしようもないんだけど、なんか悔しいような気持ちでした。

 

ところが先月貰った住民税の通知書を見ると「住宅借入金等特別税額控除額は〇円です」という記載があり、確定申告で引き切れなかった約3万円の金額が記載されていたのです。

 

驚いてあれこれググってみると、総務省のHPに「所得税から控除しきれなかった額を住民税で税額控除する制度」について説明が書かれていました。

 

www.soumu.go.jp

 

いやあ・・・。ちゃんと考えてくれているんですね。ありがたや。

 

結果、令和5年度の住民税は、0にはならなかったもののローン控除の3万円分安くなったということです。しかも譲渡損失のおかげでそもそも総所得額が約190万円と低くなったため、200万以下の調整控除も適用されたのでさらに(若干だけど)安くなりました。

 

焼け石に水という感じもするけど、少しでも安くなるのはありがたいことです。

 

しかし…この結果を受けて改めて振り返ると、1年目に譲渡損失を目いっぱい使って所得を0円にしたことは、やっぱり損したような気分なんだよ。

 

所得0円だと所得税も0円。住民税も0円。そのため、税額から控除される住宅ローン控除を使う必要がなくなってしまった。ローン残高の1%(そのときは約14万円)が控除可能額だったのに。せっかくの軽減制度を利用できなかったのでもったいないような気分。

 

譲渡損失と住宅ローン控除。両方をうまく調整して最大限に恩恵を受けられるといいのにな(←わがままな私😅)

 

先が見えている50代の私にとって、とにかく少しでも税金が安くなってほしいのです(苦笑)