50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

マンションのごみ置き場

現在の住居に住み始めてもう2年半になるのですが、今でも「そうだったの?」と驚かされることがたまにあります。

 

最初に住んでいたのは新築分譲マンションで、入居者向けの説明会があったし、入居者向けの冊子に細々したことが書いてあったので、生活するのにわからなくて困ることが少なかった。でも中古だとそういうケアはないし、宅建業者のリフォームマンションを買ったので、生活のルールを売主に聞いても把握しているとは限らないでしょうね。

 

先日、寝ぼけた状態でゴミを出しにごみ置き場へ行きました。ごみ置き場はマンション前にある機械式駐車場の一角に設置されていて、横開きの戸を開けて中のスペースにごみを置くようになっています。

 

いつもどおり戸を開けようとすると開きません!

びっくりした私は何かが引っかかっているのかと思い、力を込めて開けようとするのですがガチャガチャ音がするだけで戸は開きません。すっかり慌てて何度も戸を開こうと試みますがダメ。

 

そんなことが初めてだったので動揺してしまいました。

 

すると後ろから小さな子連れの若いお母さんがごみを出しにやってきました。不審げに私を見たので「戸が開かなくって・・・」と伝えると

「ああ」とポケットから鍵を出して鍵穴(があるのにも気づいていなかった😅)に入れて開けてくれました。

 

何が起きたのかよく呑み込めないままに帰ってから息子に「ごみ置き場用の鍵なんてあったっけ」と話すと

「家の鍵だよ。俺夜中にごみを捨てるときはいつも鍵を開けて捨ててるよ」

 

知らなかった・・・😨

 

以前住んでいたマンションは敷地内に複数の棟が建っていて、各棟のすぐそばにごみ置き場が設置されていたのですが、戸に鍵はありませんでした。敷地そのものがオートロックの門から入る造りだったので、外部の人が入れないからだったのかも。

 

無知って恐ろしいけど、私の場合対応能力に欠けているかも。若いお母さんが来なければ立ち往生してただろうなあ。

 

私「今まで鍵が閉まってたことなかったのよ。ごみ捨てるときはいつも開いたからさあ」

息子「多分ゴミ収集車が回収終わったら管理人が鍵を閉めていると思う。朝は早い時間にごみを捨てた人が鍵を開けて、そのまま閉めないんだろうね。いちいち鍵を開け閉めしてたら手間だもの。それでお母さんが捨てるときに開いているのかな。今朝はたまたま誰かが閉めて行ったんじゃない?」

「そうか・・・知らなかったわ」うなだれる私でしたが

「俺だって知らんし、最初開かない時ビックリしたけどすぐわかったよ」と追及してきます。

息子は「開かない時点で鍵がかかってると気づくもんでしょ。それに家の鍵でエントランスが開くんだから、ごみ置き場の鍵も開けられるだろうとわかるものでしょ」

「外の人が誰でも入れる場所なんだから鍵をかけておかないと不法投棄されるかもしれないし鍵がかかっているのは当然だろ?そこに気づかないのはおかしいよ」

 

・・・容赦ない。

 

それにしても2年以上住んでいて知らなかったのだから、うちのマンションについて他にもわかっていないことがあるかもしれない。もう50代後半の大人なんだから、困った時にうまく対応できるようになりたいものです。