50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

疑問点を確認

L不動産との媒介契約が12月頭に更新時期を迎えたので、担当のMさんが11月末に我が家に来られました。

 

営業報告書を毎週もらっていますが、その補足説明プラスアルファ。

 

①なかなか見学の希望が入らず心配でしょうが、年末くらいに価格を見直して年度末(3月)までの引き渡しを目指し、幅広く告知を行っていく。

②広告の写真を入れ替えることも検討したい。空気が澄んできたので、富士山の眺望写真など提供していただけるとありがたい。

③市内の成約件数が若干増えてきた。また、成約価格が1000万台から7000万台と幅広くなってきたので、動きは出てきていると思う。

④テレワークが増加して郊外への転居を考える都内在住者が増える傾向にあるので、良いチャンスだと思う。

⑤12月は例年あまり大きな動きはないが、情報収集期間として閲覧され、1月以降に見学する方も多いので、そのころ価格を見直すことを念頭に置き、引き続き告知を進めていく。

 

んなわけで、媒介契約の更新をお願いしたいということでした。

 

私からは疑問に思っていたことをお伝えした。

「他業者さんからもちょくちょく連絡をいただくんですけど(と話を盛って💦)、例えば、お片付けサービスで部屋の中をすっきりさせ、プロのカメラマンさんに綺麗な写真を撮らせて、今以上に目につく広告を作ることができますとか言う方もいらっしゃるんですよ。御社もそういうサービスがあることはパンフレットに書いてありますが、Mさんはそういうご提案をされませんよね。」

 

Mさんは落ち着いて微笑みながら

「もちろん弊社にもそういったサービスはございます。しかし、綺麗な写真をとって広告に載せてもアクセス増は一時的なものなんですよ。しかも、その写真をご覧になって内見をされるとがっかりなさるケースが多いんです。」

「写真とは違うとか?」

「そうですね。特に中古で傷んでいるお部屋ですと、写真が綺麗すぎると、ご覧になったお部屋が現実以上に劣っているように感じられるかもしれません。そうなると成約は見込めません」

 

Mさん、「それよりも」と力を込めて

「お客様のこのお部屋は眺望と、100㎡という広さがアピールポイントなんです。内見した方にはこの広いゆったりとした16畳のリビングと、ここからの眺めを体験されて、お部屋の素晴らしさを実感していただきたいのです。それが成約につながっていくと思います」

 

Mさん、説得力ある~👏

 

なんとなくですが、ぐいぐい押してきたQさんよりも落ち着き払って安定感があるような気がしました。何より我が家のことをよくわかっているように思いました。

 

結局、同内容で更新することにしました。また3か月の契約期間です。価格についてはこのまま様子を見て、動きがなければ年末頃に200万円下げるという提案でした。

 

早朝や休日に良い眺望写真が撮れたらMさんにメールで送る約束もしました。

 

Mさんが帰ったあと、普段は通らない道をたまたま通って出かけたら、あったはずのカフェが閉店して和食のレストランになってる!!!いつの間に!!!

 

我が家の広告にも載せていたカフェだったので、慌ててMさんにメールしたところ、「帰りに周辺を確認して承知しております。レストランの写真も撮りましたので、週明けには入れ替えて掲載いたします」

 

さすが~♪

 

そのあと、P不動産のQさんからは全く連絡が来なくなりました。契約更新したことを把握したのかもしれません。

でも、購入のほうはもっといろいろ探してお勧めしてくれてもいいのになあ。こっちの希望は伝えたのに。

売却と購入の両方を担当したいのかなあ。

 

首を傾げつつも、SUUMOで購入候補を探したらMさんにお願いしようかな、という風に気持ちが固まってきたみたいです。