50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせるまでの顛末記

仲介業者の駆け引き①

数日前まで候補に入れていなかったのに、検索でたまたま引っかかってきたマンションで、本命のついでに見学しようと思ったら本命のほうが相手業者の都合で見学できず、ここだけ見学することになって…。

 

見てみたら今まで見学した中で一番しっくりきた私は「ここにしようかしら」と口走ったのです。

いつもならもっと慎重になるのに…。

 

まさかこんなことになると思わなかった。

でも、縁があったのかなあ。

 

私の言葉を聞いた担当のMさんが眼鏡をきらりと光らせて(←光ったような気がした😅)

 

「では、お部屋に瑕疵がないかチェックしましょう。売主は業者ですので直せる部分は直してくれると思います」

私たち3人は部屋をまわって窓を開け閉めしたりドアを動かしたりしました。

 

ふと気づくとMさんが襖を外している😲

 

「どどどうしました?」

「何か引っかかるような感じなんですよ」

Mさん膝をついて敷居をじっくりと眺め

「なんか釘みたいなのが出ていますね。多分金づちで叩けば引っ込むでしょう。言っておきますね」とメモしてました。

 

一通り確かめてからリビングに戻り、改めてMさんとお話ししました。

「とりあえず他に瑕疵はなさそうですね。それに売主さんはリフォーム業者ですので売却後の瑕疵は1年間保証がつきます。通常は3か月が保証期間なんですけどね」

そういうものなのか…。

 

「改めて確認いたしますが、こちらを申し込まれますか?」

「はい。」

「もしよろしければこのあと弊社にお越しいただいて、お申し込みの手続きをとっていただきたいのですが大丈夫ですか?何かご予定は入っていませんか?」

「予定はないので大丈夫です」

「では午後お越しいただいて手続きいたしましょう。」

「あの…。それでちょっとご相談があるのですが、値引き交渉ってお願いできますか?うちのマンションの買主さんは40万円の値引きを希望されましたよね。幾らでも構わないんですが、少しでも安くなるとありがたいです」

「そうですね」

Mさんは資料を眺めて

「こちらのマンションは当初3000万台で売り出されていまして、そのあと2900万台に値下げされ、つい最近2800万台に下がったばかりですからお値引きは難しいかもしれませんが、これから相手に電話をしますので様子を探ってみますね」

 

Mさんはその場で売主業者さんに電話をかけて購入申し込みについていろいろとお話をしていました。

なんとなく邪魔しちゃいけないような気がしたので、私と娘は洋室をまわってもう一回チェック。

話が終わったようなので戻ると

「今のところまだお申し込みは入っていないようです。午後手続きをいたしましょう。お食事を済ませていただいてから、弊社にお越しください」

「わかりました」

「あとお値引きの件ですが、本日あと2組内見の申し込みが入っているそうですのであえて何も話しませんでした。もし他の方が購入を申し込まれましたら、そちらのお客さまが優先される可能性がありますので」

「仕方ないですね。わかりました」

「わたくしは部屋を片付けてから出ますので、お客様はどうぞお食事に行ってください。1時過ぎくらいで結構ですので、直接弊社に来ていただくようお願いいたします」

「わかりました」

 

というわけで私と娘はいったんMさんとお別れして部屋の外に出たとき、ちょうどここに入ろうとしている方たちとポーチで鉢合わせ!

 

お互いビックリして顔を見合わせたのだけど、他業者さんとそのお客さん2人(ご夫婦っぽい)でした。

内見の予定が入っているって言ってたもんな。

 

「あ、すみません。まだ早かったでしょうか」焦る他業者さん。

 

「いえ、もう見学が終わりまして帰るところです。担当業者さんが今お部屋の片付けをしていますけれど、私たちはもう出ますね」

ご夫婦ともお互いに会釈をしてお別れしました。

 

娘と下に降りながら

「やばいね。あのご夫婦も申し込むかなあ」

「きっとMさんとあの業者さんは今頃お話してるよね。どんな状況かあとで教えてもらえるかも」

 

話しながらも共用部分をチェック。綺麗に掃除されています。

自転車置き場やごみ置き場も確認しながら駅に向かいました。

 

なんだか気持ちが高ぶっている感じで…昼食は娘とがっつきました(苦笑)