このブログを始めたとき、自分に課したことがあります。
それは「最低でも1週間に1度は更新する」こと。
私は平日働いているので、基本土日に更新する、余裕があれば平日も更新しようかなぁ、という緩い感じで始めました。
このルールをなんとか(多分)守ってきたのですが、先週の土日は体調が悪くて寝込んでしまい、更新できませんでした。(ちなみにコロナではありません)
寝込んでつらつら考えた。
もし私が何かの病気になって働けなくなったら、住宅ローンの支払いはどうなるんだろう?って。
今回大した病気じゃなかったのに考えすぎですが(苦笑)
初めて住宅ローンを組んだのは私が30代前半で夫と共同で新築マンションを購入したときです。そのときは単独名義じゃなかったし、身体は元気で病気1つしたことがなく、子育てと仕事と両立する忙しい毎日を過ごしていたので、不安なんて全く感じませんでした。
3000万を20年ローンで組みましたが、共働きの甲斐あって途中で繰り上げ返済することができました。
今回、50代半ばで人生を清算して家の買い替えをしたのですが、年齢も状況も前回とは違いすぎる。
前住居を売却して代金を夫と半分こして自分の家を購入しようとしましたが、それだけではお金が足りません。どうしてもローンを組まないと…。でもあと数年で定年。
家探しを始めた頃、当時やりとりした不動産業者さんに下記の不安を伝えました。
- 50代半ばの年齢なので住宅ローンの返済期間中に定年になってしまう
- 65歳まで再雇用の制度はあるが収入はガクンと落ちる
- できれば定年前にローンを完済したいが、返済期間が短くなり、毎月の返済可能額から計算すると借入金額が少なくなってしまうから希望を叶えるのが難しくなる
すると担当者は「住宅ローンは70歳まで組めるところが多いですよ。昨日60代のお客様の契約を済ませたところです。50代なんて全然若いですよ。団信にも余裕で入れますし」とあっさり。
70歳までローン返済するって、年金から払うんでしょうか。返済できるの?何か他に収入の当てがあるの?勇気あるなあ。私はちょっと不安だなあ。。。
「それに10年以上の住宅ローンを組めば所得税のローン控除を受けられるから、中途半端な期間でローンを組むよりかえってお得ですよ」
「あとは退職金からローンを一部でも繰り上げ返済して月々の返済額を下げる方法があります。だから収入が下がっても返済を続けられますよ」
なるほど…。
なんとかなるんじゃない?という気になり、私は1500万の10年返済で住宅ローンを組みました。
でもね。これはあくまでも自分が健康で働き続けた場合の青写真です。
もともと私は数年前からジムでピラティスを習って鍛えており、同年代の方と比べて身体は若い方だと思ってました。血圧は高くて定期的にお薬を貰っていたものの、それ以外は大した病気をしたことがなく、人生50年で熱を出すこともめったにない状態。入院歴もお産以外なし。だから健康について何にも心配してなかったんだよね~。
ところが昨年4月に転居した後、その夏に左膝を傷めてしまいました。
診断名は「半月板断裂」
なんだか恐ろし気な名称でビビってしまったのですが、50代で膝を傷めるのはそんなに珍しいことではないと言われました。あまりにも症状が酷いと手術することになるのですがそこまでではなく、痛み止めを飲みながら毎晩筋トレをすれば日常生活に支障はないとのこと。
しゃがむのは厳禁だけど普通に歩けるし、なんなら小走りで横断歩道を渡ることもできる。
でも、もともと体力に自信があった私にとっては思いもよらない出来事でかなりショックでした。
習っていたピラティスがコロナで休業になり、転居もしたのでそのままジムをやめてしまい、身体が鈍っていたのも気になっていたけど…😞
膝を傷めるきっかけは特になく、病院では「それなら原因は加齢ですよ」と言われたのも悲しい。
そして今回寝込んで思った。
再雇用は確実なんだろうかと。
もし膝の損傷で敬遠されたら…。でもこの年齢で何も病気を持っていない人のほうが少ないと思いますが…。
身体を張る仕事じゃないし、長年働き続けているんだからこの功績に免じて雇ってもらえると信じたい。
それはともかく、定年前でも例えば大きな病気で倒れるとか、事故にあって療養が必要になったとしたら。働けなくなってお給料が貰えなくなったら。予想外の出来事が起きたら。
住宅ローン払えなくなったらどうしよう。もし返済できなくなったら、せっかく手に入れたマイホームを手放すことになるのだろうか。
むしろ死んだ方が団信で完済できるので影響なしかも。
そんなことを考え始めたらなんだか怖くなりました。(ネガティブすぎる😓)
まだ独り立ちできていない子供たちがいざとなったら団結してなんとかしてくれるかもしれないのにね。
ローン返済中はとにかく健康を維持して、働き続けられるよう心掛けなくては。考え始めたらきりがないんだけど、自分一人で生きていくとはこういう不安も背負っていくことになるんだな。