住宅の買い替えが終わった時に仲介業者の担当Mさんが「必ず確定申告してくださいね」と言っていました。
どんな申告を何のためにしなければならないのか、特に説明はなかったけど、もともと住宅ローン控除については初めて分譲マンションを買ったときに経験済だったので、そのことだと思って確認しませんでした。
物件を探しているときもローン控除の要件を満たしているか考えながら探していました。今年は控除率が0.7%に改正されてしまったのですが、私が買い替えた当時はローン残高の1%が控除されるということだった。ローンの金利が1%を切っていたので、それ以上の戻りがあるわけです。出費がかさむ私にとってこれはありがたいお話。使わなきゃ~。
ただし住宅ローンの返済期間が10年以上でなければなりません。
私は定年まで10年を切っていたので、当初は7~8年くらいの返済期間を考えていたのですが、ローン控除を受けたかったので10年返済で1500万のローンを組みました。
前提として所得要件や居住要件がありますが私の場合はクリアしているので、どんな住宅か?ということも重要。
中古の場合
・新築日から取得日まで20年以下(非木造なら25年以下)か、または耐震改修工事がされた証明がある家屋か
・住宅の床面積が50㎡以上か(現在は改定されて40㎡以上になっているようです)
購入した物件は70㎡台で新築から13年なので要件を満たしています。
ローン残高の1%が還付されるので、初年度は14万以上還付される。これは大きい。
確定申告を楽しみにしていたのですが、令和4年の1月くらいだったか…
税務署から「令和3年分 確定申告のお知らせ」というハガキが届きました。
以前住んでいたマンションを売却したので譲渡所得が発生したかもしれないけど、5000万くらいで購入したものを3200万で売却したから利益は発生してない。税金はかからないはず。
だから特に申告する必要はないと思っていたのだけど、こんなおハガキが来ちゃったから、申告しておいた方がいいのかなぁと思いました。
それならローン控除の申告と一緒に譲渡所得の申告をしよう。
取得費がわかるよう、売却したマンションを購入したときの売買契約書も持って行くことにしました。
長くなるので②に続きます。