50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

柔らかいフローリングとは

前回の記事でも触れましたが、昨年の春ごろからフローリングの床鳴りについて悩んでいたことを書きました。

 

で、そのとき仲介業者さんに問い合わせたときいただいたお返事が下記の内容でした。

  • 床鳴りとは、床のフローリング木材が収縮することによって起こる現象
  • 湿度が高くなると木材が微妙に膨張して、上を歩くとつなぎ目部分などから音がする
  • 木材が乾燥すると縮み、音が出にくくなる
  • ただし極端に縮んだ場合も音が出る場合がある
  • あまりにも酷いようなら、念のためアフターサービスにご相談してもよろしいかと思う
  • フローリングが重なるような現象にまで発展するようならば、一定の膨張を考慮した隙間を設けていないことが原因の場合もある
  • 通常の床の状態ではなくなった場合はアフターサービスに相談してください

 

仲介業者の担当Mさんは「よく相談のある事象」と言っていたので、我が家だけの話ではないし木材の乾燥が原因なら時期的な問題なんだなあと解釈しました。

実際に秋から冬くらいになると床鳴りがしなくなったので、工事の不備等ではないと安心しました。

 

で、最近またミシっと鳴るようになってきたので「はいはい、またこの季節がやってきたのね」と受け入れ態勢が整っていますが。

 

それとは別にフローリングで気になっていることがあります。

うちの床は柔らかいのです。歩くと足の裏が少し沈むようなフカフカとした感覚になります。

 

購入を決めた内見ではスリッパを履いていたし、何しろ一気に結論を出したのでほとんど気にしていませんでした。住み始めてから意識するようになりました。

 

購入するマンションを探して内見を繰り返していた時、一度だけ「床が沈むような感じだな」と思いました。以前住んでいたマンションは床が固かったので不思議に思いMさんに質問したことがあります。

そのときのお返事をはっきり覚えていないのですが「二重床かどうかで感触が異なる」と言っていたような記憶。住み替え先を本格的に探し始めた初期の段階だったので、きちんとお話を聞いていなかったかもしれません。

 

床鳴りが気になりだした時に思い出してネットで検索してみました。

「フローリング 柔らかい」などで検索してヒットしたのが「遮音フローリング」と言う言葉。

床の防音性を保つために音を吸収する材を下に入れているというもの(らしい)。

物を落としても下に響きにくいのかな。

 

我が家はリフォームマンションなので何かそういう説明がないかと思い、いただいた仕様書を読み返してみましたが、特にそのような文言はありませんでした。

 

フローリングについては製品詳細欄にメーカー名と使用「直貼 LL-45](ワックス不要)」と色が記載されているのみ。製品番号的なことも載っていない。

仕方ないのでメーカー名と直貼を入れて再度検索してみたところ「これかな?」と思われる製品を発見しました。そこには「マンション用フローリング」「天然木材」「無垢材化粧板直貼」「フリーワックス」の文字が踊っている。

 

多分これだな。写真も載っていて我が家のフローリングと同じ色です。

 

柔らかい感触については何も説明が書かれていませんが、品質に問題はなさそう。

 

今思えば、売主の業者さんとお話ししたときにリフォームの内容についてもっと細かく質問しても良かったなあと思います。重要事項説明の時はリフォームした箇所がどこで既存部分はどこで、という説明がMさんからあったけど、内容については特に言及がなかったもの。

 

しかし、時間が経った今だからそう思うのかも。当時は売却が決まっているのに購入先が決まっておらず、内見を繰り返してやっと見つけたマンションで焦っていました。しかも同じ日に内見者が2組いたので急いで購入を申し込んだ経緯があります。とてもフローリングのことなんて気が付く状況じゃなかったもの。

 

住み始めてもうすぐ2年になりますが、まだ気づいていないことがあるかもしれない…。まあ生活に支障がないからOKだと考えようかな。