去年の今頃NHKで「正直不動産」というドラマを放送していたのですが、そのスペシャル版が制作されるそうです。
放送されるのは今年の冬なのでかなり先だけど、とっても楽しみです。
去年放送されたときは自分が自宅を買い替えたときの体験を思い出したし、聞いたことがある用語が出てくると「あ、これこれ。Mさん(仲介業者の担当者さん)に教えてもらったわね」とテンションが上がっていました。
ドラマに出てきた用語についてざっと記憶をたどると下記の項目になりました。
1.不動産業者さんと結ぶ媒介契約の種類
・一般媒介契約・・・複数の業者に仲介を依頼できる
・専任媒介契約・・・1社のみに仲介をお願いするが自分が見つけてきた買い手と直接売買するのは可
・専属専任媒介契約・・・1社のみに仲介をお願いする。自分が買い手を見つけても必ず仲介してもらうことになる
これについてはコチラに書いています
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担当のMさんは「専属専任でお願いします」と言い、特に強い希望がなかったので専属専任で契約したけど、売却の窓口は1社だったのは楽だったかも。ただ、なかなか売れずに途中で疑心暗鬼になったことはありました。無事に売れたので結果オーライですが。
2.事故物件について
ドラマの中で「事故物件に住みたい」という女性(風吹ジュンさん)が出てくるのですが、私が家探しをしているときに「まさか事故物件?」と思ったことがありました。そのときの記録はこちら
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一時期は「この家がいい」と購入を真剣に検討したのですが、娘が「Oさんのサイトにこの物件が載っている」「告知事項ありって」と教えてくれてからはトーンダウン。
担当のMさんに伝えたのですが「告知事項があればレインズに載っているはずですが何も記載がないので別の部屋では」と言われました。
でもねえ・・・。どう見ても同じマンションの同じ棟の同じ1階で記載面積もほぼ同じなんです。こんな偶然あるのかな。
ネットで見ると告知義務がある場合とない場合があるそうなので、病死などでOさんのサイトにアップされていたのかもしれませんね。
でも買う私の本音は「どんな些細なことでもサイトに書かれている物件ならなるべく避けたい」です。
3.ホームインスペクション(住宅診断)
住宅に欠陥がないか専門家に診断してもらうことのようです。私が住宅を売却するとき
担当Mさんから「一応ホームインスペクションというのもありますが、やっておきます?物件に欠陥がないことがわかれば買い手がつきやすいかもしれませんが」と聞かれました。
「よくわかりませんが皆さんどうされてるんですか?」
「個人の売主様はやらないことが多いです。費用もかかりますし」
じゃあいいや、と思って診断してもらいませんでした。住居に不具合もなかったので。
ドラマの中では床がきしむ音がするので診断してもらい、前の住人がウォーターベッドを使って大量に水をこぼした過去が判明します。水が溜まっているので最悪床が抜ける危険があるとわかったんですね。
さて、この放送を見た私は当時フローリングの床鳴りに悩んでいました。
そのときの話はこちら
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うちも床が抜けるのでは?と不安になっていましたがMさんのメールで不安が解消されたし、秋くらいから床鳴りしなくなり、すっかり忘れていました。
でも最近またミシミシ始まってる。季節ものだと考えればいいんだけど毎年こんな状態になるのかなあ。
4.片手と両手
ドラマでこの表現が出てきたのですが、売買当時にネットで見て知りました。仲介業者さんにとって、売却と購入の両方の仲介ができれば両手、どちらか片方だけの仲介は片手、ということらしい。
私の場合売却については専属専任媒介契約を結んでいたのですが、購入については自由なはず。それでこんなこともありました。
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でも買い替えを同時に行いたかったので、同じ業者さんが媒介してくださったほうが日程調整してくれるので、結果Mさんは「両手」になりました。
売買の決済で仲介手数料を受け取ったときの満面の笑みが印象的だったかも(笑)
最後に
取り留めなく思い出してみましたが、スペシャルではどんな題材を扱うのか楽しみです。そういえば以前日本テレビの「家売るオンナ」というドラマも「いかに売るか」という仲介業者の駆け引きが題材になっていて面白かった。これも復活しないかな。
不動産を扱ったドラマは面白いですね。