2年前に夫と共有していたマンションを売却して現在の住居へ子供2人と一緒に引っ越した私ですが、引っ越しの挨拶についてあーだこーだとウジウジしていた経緯はこちら。
とにかく知り合いをあまり作りたくなかった私は引っ越しの挨拶を必要最小限の範囲にとどめようと思い、両隣以外にどこまでご挨拶するか悩んでおりました。
で、引っ越す前に子供たち(と言っても成人しています)に確認。
「引っ越しの挨拶だけど、両隣以外にどこまでしようか迷っているの。上下のお宅も必要かなあ。どう思う?」
すると息子も娘も意外な反応。
「え?挨拶に行くの?」
「行かなくていいんじゃない?」
え?え?引っ越しの挨拶に行かない???
「別に仲良くなろうとかお付き合いしようとか思っていないんでしょ?それどころかなるべく顔を合わせたくないんでしょ?だったら行かなくていいんじゃない?」
「そもそもマンションなんて普段全く顔を合わさないじゃない。特に今度住むマンションはポストやドアに表札も出てないし、町内会もないみたいだし、そんなにコミュニケーション取らなくてよさそうだから気楽だってお母さん言ってたじゃない」
確かにそうなのですが。
「むしろ顔を見せないほうが良いんじゃないの。それに女世帯の場合それを知られないためにあえて挨拶に行かないケースがあるってどこかで読んだよ」
確かにそれはアリかもしれない。同居の子供たちは自立するまでの仮住まいみたいなもので、近い将来私は一人になる。
「まあ、お母さんが決めることだから。挨拶に行きたいなら行けば?私たちはついて行かないけど」
「そうそう。これはお母さんの問題だからね」
突き放された感じ。自分たちは関係ないっていうことね。
引っ越したら挨拶に行くのが常識と思っていた私だったので「挨拶しない」という選択肢はなかったんだけど、子供たちの反応から心が揺らいでネットを検索してみることに。
いろいろな記事を発見したのですが、例えばあるサイトでは「挨拶する人は66.4.%」と書かれていたし、年代が上の方が挨拶するパーセンテージが高くなる、持ち家も確率が高まる、マンションより戸建のほうがさらに挨拶派が増える、といったデータが載っているものもありました。
その中で私の目を引いたのはこちら。
そもそも挨拶派が100%に近いと思っていたから挨拶派66パーに「挨拶しない人結構いるんだね」と驚いたけど、50代以上では挨拶しない人の割合がさらに高まると知りビックリ。
子育て中の30代40代くらいのファミリーはご近所との関係を築きたい。
でも、もう子供が大きくなって無理に交流する必要がない人。自分の生活を自由に楽しみたい人。人間関係が面倒な人。単身世帯の人。そして私みたいにひっそりと暮らしたい人。
そういう人たちは引っ越しの挨拶を避ける傾向にあるらしい。
挨拶に行かないのもアリ?(挨拶苦手だから行きたくないのが本音)
とは言え、やっぱり過半数は挨拶する派ですよね。
子供たちは「関係ない」ので私一人が決める問題なんだけど、なんだか寂しい。