50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせるまでの顛末記

住み替え先探し、本格的にスタート

かなり期待が持てた3回目の内見があってからの最初の営業報告書には

「今回のお客様の内容はターゲットとしている購入検討者層に近い方だったと思います」

「リフォーム前提で検討されているように見受けられました」

「普段お付き合いのない不動産業者にも情報が行き届いたことは良かったと思っております」

「そのあと見学希望がないのは12月という時期的なものと物件特性によるものだと考えております。1月以降は具体的な動きをみせる可能性がありますので、引き続き幅広く情報発信を行ってまいりたいと思っております」

 

うちと同じマンション内の130㎡台の部屋に申し込みが入ったことも書かれていました。

 

同じ時期に売り出している部屋が売れると、ちょっぴり複雑…。

あとはうちの反転タイプの部屋がどうなるか。(勝手にライバル心をいだいています💦

 

住み替え先の候補物件については見学日程を調整したと連絡が来ました。

 

マンション3戸と戸建1軒の申し込みをしたのですが、そのうち1戸は申し込みが入ったとのこと。

また、戸建については居住者が体調を崩されたそうで、今月の見学はできなくなりました、そのかわりに同じ町内の再生住宅(リフォーム済)を案内しますって。

 

当日は朝10時に物件の最寄駅で待ち合わせです。

娘と一緒に担当者Mさんの車に乗せていただき出発しました。

 

1戸めは最寄駅から徒歩12分のマンションで、築22年のリフォームされた部屋。1階で間取りは2LDK。もともと3LDKを希望しているのですが、このマンションの立地が良いと思い、共用施設等環境を確認したいと思って申し込んだものです。できれば同じマンション内で3LDKが出ないかなあ…と内心期待しているマンション。

 

斜面に複数棟が建っており、見学するのは2番館という名前がついている。

エントランスから入ってMさんが資料を見ながら進んでいくのですが、

「あれ?」とうろうろ。

「昔このマンションに来たことはあるのですが、今回のお部屋はちょっと複雑な場所にありますね」と資料をめくって、珍しく慌てています。

 

行ったり来たりしたあとにやっと行き方がわかった。

 

ここは斜面に複数棟建っているマンションで、エントランスそのものはマンションの3階くらいに位置しており、エレベーターを使って一つ下の階に降りて、次は外階段を使って1階に降りるという造り。

 

角部屋で、階段はマンションの一番奥にある。他の部屋は別の階段を下りていくので、この階段を使用するのはこの部屋のみです。独立性が高いと思いました。

 

「必ず外階段を使わないと部屋に入れないんですね」と話しながらも、隠れ家のようでちょっと心を惹かれました。

しかもポーチがついていて入り口はゆったり。戸建て感覚も味わえます。

 

中に入るとリフォームされているだけあって綺麗です。

2300万台の60㎡台。システムキッチンが組み込まれたLDKは16畳、洋室は7畳と6畳。キッチンには南側のベランダに出るドアもあり、通気性・日当たり良し。

ベランダから見えるのは一面の緑。敷地に植わっている木々の緑しか見えません。まさしく隠れ家。老後一人でひっそりと過ごすには十分すぎる広さだし、近所ともほとんど顔を合わせないだろうこのシチュエーションは結構好きかも。

 

ただ、今は子供2人を住まわせるので2LDKは厳しいのです。

 

「ほんと、ここ3LDKだったら欲しいなあ」と単純な私が口に出すと

「階段を必ず使わなければ入れないので、例えば将来車いすですとか、足腰が弱ったりすると大変かもしれませんね」と冷静なMさん。

「あと気になったのが、洋室の窓の外側に先ほど降りてきた階段があるのですが、擁壁のようになっていますのであまり風を通さず、湿気が多いと思います。今はリフォームされたばかりで綺麗ですが、いずれカビが生えだすと思いますよ」

 

なるほど。

まあ、もともとこの部屋は狭いので対象外だからなあ…。

 

マンションを出るまで、共用施設を確認しながらチラチラと他のお部屋の並びを見ると、特殊な構造だったのは見学した一角だけで、他の部屋は普通のマンションの構造。外廊下にずらりと各部屋のドアが並んでいて、エレベーターホールからそのまま入っていける造り。

逆に独立性は下がるけど、これが標準なんですよね。

 

大規模マンションで共用部も整備されており、最寄駅からもまあまあ近いので、新しい物件が出ないかチェックしようと思いました。

 

次は最寄駅から徒歩18分で築33年のリフォームされたマンションです。

古いせいか、90㎡あるゆったり3LDKなのに2200万台のお部屋。

 

ここはオートロックがなく、しかもエレベーターは各階に止まらないので、3階の部屋へ行くためには一つ上の階でエレベーターを降りてから階段で下がるのだ。(結局階段を使うのかい😨)

この階段は外階段で非常階段っぽい造り。外部の人もヒョイと入ってこれそうです。

 

でも部屋の大きさは素晴らしい。22畳のLDKに7畳、8畳、5畳の洋室。それ以外にフリースペースがあり、収納も問題なし。

娘は気に入ったようで各室を回ってチェックしていたのですが。

 

「問題はセキュリティーですよね」

「そうですね。やはりオートロックは必須だと思います」とMさん。

「階段を使わなければいけないこともネックですし」

候補から外すことにしました。

 

最後にリフォームされた戸建を見学しました。広告では「再生住宅」と謳っています。最寄駅から徒歩16分。

閑静な住宅街…とは言い難い、ちょっとゴチャついた街並みの中に建っている2階建て。中はリフォームされていて綺麗だし、戸建だから、3LDKでもマンションより広く感じます。

でも、なぜか惹かれることはなかった。ここに住む自分を想像できなかった。

なんだろう…。

 

以前夫と戸建を見に行ったときに整備された住宅街を見ているせいか、やや質が落ちる気がしたし、景観がイマイチ良くないなあと。

 

Mさん「再生住宅と宣伝していますが、リフォームされていますがリノベーションではないので、お手入れは必要になると思いますね」

「リフォームとリノベーションって同じじゃないんですか?」

「ざっくりした言い方になりますが、一部でも床を張り替えたり、水回りを交換したり、老朽化した部分を直すのがリフォームです。リノベーションだと改築に近いですかね。弊社の場合は柱だけ残して徹底的に作り変えますから、ほぼ新築同様に生まれ変わります。中古のリフォーム住宅ですと、またどこかが壊れて直す必要が出てくると思います」

 

今きれいだから良いというわけではないのか…。

 

Mさん「それに戸建はセキュリティーが難しいです。私個人は戸建よりマンション派なんですけどね。今まで眺望の良いマンションにお住まいなので、もしかしたら奥様は眺めの良いところがお好きかもしれませんし」

 

そのあとしばらくMさんとお話ししました。

 

今まで伝えていなかったことを初めて話しました。

 

自宅を売却したらそのお金を夫と分けて、別々になること。夫は使っていない実家があるが自分は新居を探さないといけないこと。だから今探している住み替え先は、私と子供2人が住む家であること。売れたお金にローンをプラスして購入したいこと。

 

Mさんはあまり驚いた様子は見せず

「奥様の収入状態を教えていただき、幾らくらいのローンが組めるのか計算して予算を考えるのがよいでしょうね。今すぐでなくて結構ですが、年内にでも年収と毎月の返済希望額を教えてください。もう年末近いので、年明けから動きましょう」

 

そしてMさん

「実は先日お部屋を見学してくださったお客様なのですが、かなりたくさんの質問を出していらっしゃいます」

「質問ですか?それはうちの部屋の設備のことで?」

「いえ、マンションの管理体制などです。細かい質問が多いので、真剣に検討されているようですよ」

「うちと反転タイプの両方を検討されているんでしょうか」

「いえ、反転タイプは候補から外したようです。お客様のお部屋だけを検討されているそうです」

 

期待が持てるじゃないか~!

 

「ですので、もともとの予定では年末に200万円値下げする提案をしておりましたが、下げずに様子を見ようと思っております」

 

売れるかもしれない。

ならば住み替え先を急いで探さなきゃ💨

 

もうすぐお正月休みに入るので、購入候補をもっと探して年明けに見学できるよう準備することにしました。

 

これが、昨年の12月20日頃の状況です。