50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

エアコン工事の誤算

引っ越し荷物の搬出でバタバタしていたら、作業員の3人とはまた別にもう一人「エアコンと洗濯機の取り外しにまいりました~」と入ってきました。

電気工事担当の方です。

 

貰った名刺を見ると引っ越し業者とは別の会社名が印字されています。

「あら?引っ越し屋さんとは別の方?」

「はい。同じ系列ですが弊社は電気関係の担当をしております」

そういうものなんですね。

 

電気屋さんは踏み台に乗ってエアコンの取り外しを始めました。

 

するとすぐ

「あの、エアコンのホースが古くてかなり固くなっていまして、おそらく取り付けの時に追加料金が発生するのではないかと思います」

「追加料金???」

 

引っ越しの見積書ではエアコンの脱着と洗濯機のセッティングで15,000円で、それは引っ越し料金の10万円に含まれているので、これ以上の支払いはないと思っていたのに。

 

古いのか…。3~4年前に買ったエアコンなんだけど。

 

「現地を見ないと何とも言えないのですが、ホースの取り換えだけで1万円超えるかもしれません。取付工事をするのは別の者なので確実ではないのですが…」

 

「う~ん」と天を仰ぐ私。

「でも仕方ないんですよね…」

「そうですね。このホースを取り付けるのは難しいと思います」

 

受け入れ側の息子に連絡した。

「え!お金おろしてこなきゃ!」

「頼む。後でちゃんと返すから、とりあえず立て替えておいてちょうだい。ホース代だけで1万超えるから多めにおろしておいて」

「しょうがないなあ」

 

「そういえば、ブレーカーあげたのに電気がつかないんだけど」と息子。

新居で電気のメーターボックスに書いてある番号とアンペア数を電力会社に連絡すれば使えるようにしてくれる約束だったんだけど。

「さっき連絡入れたばかりだからまだなのかなあ。30分くらいしてからまた連絡入れてみるわ」

「了解」

 

いきなり予想外の出費かぁ。一体幾らかかるんだろう。搬出は始まったばかりだし、全部終わるまで他にも何かありそう。

 

30分待っても新居の電気はつかなかったので電力会社に電話したところ

「ご連絡をいただいてから手続きをしておりますので、ちょっと時間がかかっているかもしれません。もう少しすればつくと思います」

 

しばらくして息子から「電気がついた!」と連絡が入りました。とりあえずホッ。

 

電気屋さんはエアコンと洗濯機を運び出して「それでは失礼いたします」と去っていきました。取付工事ではどうなることやら。女子供で足元を見られないか?そんなことしないよね?と思っても一抹の不安がよぎる…。(最近の私は被害妄想が強くなっているようだ😓)