50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

住宅の買い替えに伴う確定申告③~ローン控除~

確定申告は初めてじゃなかったけど、引っ越し先の税務署に行くのは初めて。あ、自分の管轄の税務署は住所地で決まるんです。

 

引っ越してから10か月も経っているのに、こんなことでも「本当に引っ越したんだ!」と改めて実感が湧くのが不思議。

 

予約時刻より10分くらい前に着いたら案内のおじさまが「予約されましたか?」

「はい。LINEで予約しました」と画面を見せたら「〇時の予約ですね」と確認。中に案内されました。

 

「今日は何の用事で来られましたか?」

「住宅を買い替えたので確定申告の相談に来ました」

2列にパイプ椅子が並べられていて「居住用財産の買い替えの申告ですね。じゃあこちらの列に座ってください。前の人に詰めて座ってくださいね」

 

わあ~。結構たくさんの人が座って待っている。これはかなり待たされそうじゃない。予約の意味ってあるの???覚悟を決めて文庫本を読み始めました。

 

それでも前の人が少しずつ呼ばれていき、空いた席に詰めていくので私も前へ進んでいき…。やっと自分の番が来た。

 

ベテランぽい白髪のおじ様(?)

再雇用の方なのかな?

 

「えっと家を買い替えまして住宅ローン控除の申告をしようと思っていたところ、先日ハガキをいただきまして」と税務署から届いたハガキ「令和3年分確定申告のお知らせ」をお見せしました。

そして、ローン控除に必要かなと持参した書類を出しました。

  • 銀行からもらったローン残高証明書
  • 新居を買ったときの売買契約書
  • 新居の登記事項証明書
  • 源泉徴収票

「職場で年末調整はしましたか?」

「はい。しました」

「ではローン控除の申告だけでいいですね?医療費控除はナシで?」

「多分。はい。子供の国民年金は払っていますが年末調整で申告しました」

「住宅購入で贈与は受けていませんか?」

「受けていません」

 

鋭い目をしたおじさまと質疑応答が続きます。。。