50代で家を買い替えた話

50代になって夫とは別の人生を歩みたくなり自宅を買い替えて新しい生活をスタートさせた顛末記

税金がもっと控除されないか

今月頭に職場で年末調整の手続きをしました。

 

令和3年に住宅を買い替えたのですが、私は購入資金のうち1500万円を10年ローンで借りました。私の場合は年末残高の1%が所得税額から控除されるため、先細りしていく自分にとってとてもありがたいこと。

 

初年度は税務署で確定申告をしたのですが、2年目からは勤め人だと勤務先で所得税控除できます。税務署から受領済みの住宅借入金等特別控除申告書に記入して、銀行から届いた残高証明書を提出するのです。

 

私の現在のローン残高は約1100万。なので11万くらいが12月のお給料時に戻ってくることになります。それはありがたいのだけれど・・・。

 

去年までは買い替えによる譲渡損失があったので、確定申告すれば更に税金が戻ってきたけど、損失を使い果たしたのでもう無い。

今年は確定申告する必要がないんだな。年末調整で終わりなのか。

 

もっと何かないか。欲張りな私は考える。

 

そうだ。今年は病院に何度もかかっているじゃない。医療費控除ができないでしょうか?

 

もともと血圧が高いので2か月に一度病院に行ってお薬をもらっています。

それから2年前に膝を傷めたので3か月に一度通院して痛み止めをもらっています。

それくらいなら大したことはないのだけど、円形脱毛症になってしまったせいで10月から週2回通院しており、投薬以外に光線治療も受けています。

領収書は束になっている状態だったので、早速精査しました。

 

脱毛症の治療で大体1回につき1500円前後払っています。週2回で1か月にすると12000円くらい?10月から12月まで3か月で36000円か。プラスお薬代。医療費控除は医療費の合計から10万円を引いた残りが対象なので、他の病気と合わせても全然足りない。

 

そういえば、私は医療用ウイッグを買って5万円弱払っているのだけど、これは対象にならないのかしら。

 

早速国税庁のHPを見に行きました。

www.nta.go.jp

 

「特定一般用医薬品等購入費」と書かれています。

で、それはどういうものかというと。

www.nta.go.jp

 

基本的に医薬品のことみたい。

 

念のためネットで検索するとウイッグ専門店のHPなどで「医療用ウイッグは医療費控除の対象外」と明記してあるものを複数見つけました。医師の指示によるものではないからだって。

 

まあ、ウイッグは薬と性質が違うから仕方ないのか。必ず着用しなきゃいけないものじゃないし・・・。

 

でも、ウイッグなしで生活するのは困難だ。これがないとメンタルは保てない。治療にも必需品だと思う。

 

なんだか悔しい気分でいたのですが、そもそも医療費控除はローン控除と違って医療費の額がまるまる戻ってくるのではなく、医療費控除額に所得税税率をかけた額が戻ってくるので、仮に医療費が10万円超えたとしても対象になるのはほんのぽっちりなんです。入院や手術など高額な医療費がかかったわけではないのに、医療費控除を考えるなんてセコい私ですね。

 

だって…。先日テレビと携帯を買い替えたらクレカの請求がどーんと来たので青ざめているんだもの。ローンの支払いもあるから冬のボーナスは大半が消えてしまう。少しでも税金を控除してほしいよお…。

 

先細りの私なので年末調整の戻りはおとなしく貯金します。