以前このブログで書いたことがあるのですが、ドラマ「正直不動産」が好きでよく見ていました。
年が明けてスペシャルが放送されたあと、第二シリーズが始まりました。もちろん見ています。不動産ドラマは興味があるし、山Pはかっこいいし、福原遥ちゃん演じる後輩は成長しているし、新たな悪役キャラが登場したし、小田和正さんの主題歌は健在だし、毎週楽しみにしています。
先週放送された「もしもピアノが置けたなら」を見てふと疑問を感じました。
この話、3棟並ぶ狭小住宅の真ん中に住むご夫婦が、ピアノを習い始めた娘のために家を買い替えようとするお話です。
5000万台で売りに出したけど1年経っても売れず、不動産屋が売り出し価格を1000万下げる提案をしたとき「駅近5分で資産価値があるはずなのに」「その金額だと購入資金に困る」ようなことを売主さんは言って渋ります。
「3棟並ぶ狭小住宅の真ん中だと通風や採光に難があり、売却は難しい」という状況を説明しながらも、なんとか買主を探そうと奮闘する山Pたち。
でもライバル業者の画策で売りを急がなければ!という状況になり、結局当初から2千万も低い価格でライバル業者に買い取られそうになります。その寸前で、山Pたちが提案します。
「お隣りの住宅を買い取って壊してご自宅を増築するのです。そうすれば駅近5分のままご自宅が広くなり、資産価値も上がります」
ちょうどお隣りも売却を検討していたんですよね。
ご夫婦も納得できる結果でめでたしめでたし・・・
「でも待てよ?」と自宅を買い替えた私は思いました。
自宅の買い替えなら売却金を新居の購入資金に充てられるけど、この内容だと出費のみですよね。自己資金は頭金程度しかないとドラマの最初のほうで言っていたので、あとはローンで賄うことになる。
そもそも自宅を5000万くらいで売りに出していたのだから、お隣りの家もそのくらいの金額になるよね。購入資金は丸々ローンでしょうか。
ローンについて「狭小住宅の場合ローンは組みにくいですよね」とご主人が言いますが「増築する工務店も絡めばローンを組める場合があります」と遥ちゃんが力説したので、ローンを組んで購入することになったようです。大きな借金しょって大丈夫なの?まだ30代くらいだから可能なのかしら。
それに購入資金だけではない。既存の住宅を取り壊す費用と増築費用も発生するわけで、これ全部払いきれるの?
そういえば自宅のローンは終わっているのかしら。購入したときも山Pが仲介しているので何十年も前の話ではない。これについての言及はあったかな?(記憶にない)
狭小住宅の持ち主がお隣りを買って自宅を大きくする。これは実現できればとてもいい話です。でもそのためには資金が必要。そのあたりがぼかされたような気分でもやもやしている私。。。私は旧居を売却しないと新居を購入できなかったので。
こんな心配をするのは自分のローンが完済できるか時々不安になる50代後半の一人女だからかな。
とは言いつつドラマは面白いので次回も楽しみにしています。